猫アレルギーとスフィンクス その2
残念ながらスフィンクスでもアレルギー症状は出ております。
以前にも書いた通り、アレルゲンは猫の毛ではなく、皮膚(フケ)や唾液、排泄物だからです。
ただ通常は抜け毛に着いたフケがふわふわ飛散することで広範囲にアレルゲンが付着しますが、スフィンクスは毛がない分飛散が少ない為、猫アレルギ―に優しい猫と言えなくもないわけです。
猫に対する私のアレルギー症状は、目の痒み、くしゃみ・鼻水、じんましん、・呼吸困難
等です。
↑うにが触れると首にじんましん(T ^ T)
アレルギー検査結果では、猫以外にもダニやハウスダストに高い数値が出ておりました。
1番辛い(というか危険な)症状なのが呼吸困難ですが、幸いにも猫単体ではさほど出ないようで、 ホコリ+複数猫 になると、非常につらい呼吸困難が起こります。
実家は飼っている猫の数も多く、帰るとかなり強い症状がでます。
アレルギーを抑えるには、いかにアレルゲンに近付かないか、もしくは頑張って排除するかになり、私は頑張って排除する。を選んだわけですが、頑張っている甲斐あって、我慢できないほど辛い症状は今のところ出ておりません。
猫アレルギーだけど猫が飼いたいという方に少しでも参考になればと思い、私のアレルギー対策の紹介です。
1、ラグやソファ等の布製品を撤去。
⇒フケは布製品に多くつくので、ぬいぐるみやクッション等もフケが貯まりやすいです。
2、家ではマスク着用
⇒やっぱりアレルゲンは吸い込まない、触らないのが一番なので、ちょっと面倒ですが必ずマスクしてます。
3、パジャマは毎日変える
⇒当たり前だという人もいるかもしれませんが、以前は3日は同じの着てました・・。
4、壁や天井も水拭きする
⇒1週間に1回程度、クイックルワイパーのウェットタイプでササっと拭きます。
5、毎日ルンバを稼働
⇒完璧ではないにしても、かなりよく働いてくれます。
6、空気清浄機導入
⇒個人的には電気集塵方式の、ダイキンがいいと思います。
7、カーテン、寝具を頻繁に洗う
⇒カーテンは2週間に1回、寝具は必ず1週間に1回お洗濯します。
(いずれカーテンはブラインドにする予定ですが全部交換すると10万近くするので踏み切れずにおります。。)
8、猫用の毛布やベッドも頻繁に洗う
⇒猫が頑張って匂いを付けてますが、はいごめんなさいよーと言いながら容赦なく洗濯します。猫ベッドは丸洗いできるものを買うようにしています。
9、薬を飲む
⇒治療薬ではなくアレグラとかアレロックとか、症状を抑えるものです。
薬は抵抗があるかもしれませんが、アレルギーは我慢してもいいことありません。
鼻が辛い、じんましんで痒いなど、症状が出たらすぐに飲みます。
10、猫をホットタオルでふく
⇒スフィンクスは毛がないので、ホットタオルと、時々お風呂です。
毛がある猫だったらこまめなブラッシングとホットタオルで表面拭くだけでも有効なようですよ。
11、アレルギーにいい食品を食べる
腸内環境を整えると、免疫力が上がるようです。
他にもシソ科のものや生姜、納豆、ネギ、青魚等もアレルギーに効果的と言われています。
逆にハムやソーセージ、インスタント食品やファストフード等はアレルギー体質を悪化させると言われているので、なるべく食べないようにしています。
以上が私の実践している内容です。
アレルゲンとなる猫のタンパク質は水溶性なので、こまめな洗濯や家の水拭きなどでかなり軽減されます。
アレルギーの程度は人によって本当に様々です。
「猫と一緒にいればアレルギーはそのうち治る」
と、言ってる人をたまに見かけますが、これは個人的には間違いだと思ってます。
現代の免疫学ではアレルギーは治りません。
運が良ければ、うまいこと減感作療法と同じような環境となって慣れたという人もいるというだけです。
減感作療法は、症状が出るギリギリの量のアレルゲンを投与して慣らしていくというもので、量を間違えれば大変危険なものになります。
重度のアレルギーは命に関わることだってあります。
飼ってから、やっぱり無理!とならないよう、アレルギーがわかっていて飼うのであれば、程度やキャパをきちんと理解し、万が一耐えられないほどのアレルギーが出たときにどうするのかをよく考えておくことが大事だと思います。
決して不幸な猫を増やすことのないように。。
毎日帰るのが楽しみで、いるだけで疲れが吹っ飛ぶほどかわいい猫。
アレルギーは辛いけど、飼って良かったとしみじみ思います。
至らない飼い主ですが、我が家にきてくれてありがとさんね、うにさん。
お礼ならおやつで受け取るー( ̄・・ ̄)