スフィンクスという猫~カラダ編~
犬ですか?と聞かれることがあります。
耳が大きいので、フェネック?と聞かれたこともあります。
猫です。
目つきが悪いので、怖い印象を受ける人が多いようです。
一番の特徴は毛がないこと。
実際には全体に産毛はあって、足や鼻、しっぽには常に短い毛が生えています。
冬は、全体的に少しだけ毛が増えるようですが、防寒に役立つ程ではなさそうです。
短~いヒゲがチラホラ生えていて、たぶん、これまたヒゲとしての機能は果たしてないものと予想します。
本やネットだと、触った感じはスウェードのよう、と、
表現されることが多いですが、乾いたときに触れば確かにそんな感じです。
スフィンクスは汗腺が発達していて、脂性で汗っかきの為、
汗をかきやすい首から上や、お腹を触るとちょっとヌメっと?べたっと?
感じることがあります。寝起きはややしっとりしています。
普通のネコより体温が高いです。体温が直に伝わってくることもあり、触るととっても温かいです。
自分の冷たい手が、体温を下げてしまいそうで、撫でるときに気を遣います。
グルーミングはしますが、毛がないので痛そうだな。と感じます。
体臭はほぼ無臭で、鼻をくっつけて嗅ぐと、ちょっとだけ脂っぽい、
ごぼうのあくっぽい、そんな匂いがします。非常にクセになるいい匂いです。
すぐに脂で汚れるので、毎日拭くかお風呂に入れないといけません。
うには、お風呂が大嫌いな汚姫様なので、基本的にはホットタオルでふきふきだけです。
それでも10日に1回くらい入れないと、汚れが落ちません。
耳垢もまたきちゃないです。
それを掻く爪も、茶色く汚れます。
ただの汚れだと思って、獣医さんに行った時に爪の掃除方法を聞いたところ、普通はこんなに汚れません、ほぼ間違いなく、なんちゃら菌が繁殖してますよと言われ検査した結果、やっぱりただの汚れでした。
大きさは普通の猫と同じくらいですが、毛がない分、一回り程度小さく見えます。
暑さには(たぶん)そこそこ強そうです。
真夏にブリーダさん宅に伺った時、寒がりの私が少し暑いと感じたので、温度設定は高めだと思います。ピンピンして走り回ってました。
寒さには超絶弱いです。
嫌がらなければ、服を着せたほうがいいそうです。
通常、猫の毛は触覚の役割もしているので、それに触れる服は猫にとって大変ストレスになります。
その為、猫の用の服は売ってませんので、作るか、小型犬用になります。
うには、あまり嫌がらず着てくれますが、若干動きが鈍くなるので遊びの時間だけ脱がしています。
次回は性格編です。